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プレスリリース 発行No.425 平成25年3月29日

第60回日本生態学会大会において
理学部・理学研究科 学生4名  ポスター賞 受賞

 2013年3月5日~9日に静岡で開催された第60回日本生態学会大会において、理学部学生 4名 および理学部出身のOB/OG 2名がポスター賞を受賞しました。生態学研究が盛んである東邦大学ならではの快挙といえます。

 日本生態学会大会(年1回開催:以下、大会)は、生態学の振興に寄与するためにその研究成果を発表する場とするとともに生態学研究者の交流の場を広く提供することを目的として開催されています。大会では、一般講演(口頭発表・ポスター発表)やシンポジウム、フォーラム、各種集会 等が行われます。

 生態学会ポスター賞は、若手研究者を奨励するために、大会において優秀なポスター発表を行ったものに送られています。本大会で東邦大学からは、清川紘樹さん(生物学科4年 地理生態学研究室)、前田久美子さん(大学院 生物学専攻 博士前期課程2年 植物生態学研究室)、山田歩さん(大学院生物学専攻 博士前期課程2年 理論生態学研究室)、赤堀由佳さん(大学院環境科学専攻 博士前期課程1年 鏡味研究室)が優秀賞を受賞しました。さらに生物学科を卒業し他大学に進学したOB・OGの受賞もありました。研究の質、またそれを理解しやすく伝えるために制作したポスターおよびプレゼンテーションが総合的に評価された結果です。

〈日本生態学会 ポスター賞の選考および受賞の単位について〉
分野ごとに、企画委員会により選定された審査員により審査を行い、 各分野で「最優秀賞」(1、2名;“該当者なし”もある) および「優秀賞」(若干名)を選出します。 (※日本生態学会ウェブサイトより抜粋)

受賞者および演題

清川紘樹 さん : 生物学科4年 地理生態学研究室 (長谷川雅美 教授)

“ Effects of habitat reduction and heat islands to Mecopoda nipponensis ”
〔景観・都市 部門 優秀賞〕

前田久美子 さん : 大学院生物学専攻 博士前期課程2年 植物生態学研究室 (丸田恵美子 教授)

「乗鞍岳,森林限界移行帯におけるオオシラビソ変形樹の形成過程」
〔植物個体群・菌類 部門 優秀賞〕

山田歩 さん : 大学院生物学専攻 博士前期課程2年 理論生態学研究室 (瀧本岳 准教授)

「盗蜜者がもたらすオオバギボウシへのマルハナバチの訪花行動の変化」
〔動物と植物の相互関係・送粉 部門  優秀賞〕

赤堀由佳 さん : 大学院環境科学専攻 博士前期課程1年 鏡味研究室 (鏡味麻衣子 准教授)

「印旛沼の富栄養化とオニビシの繁茂-培養実験によるヒシとオニビシの成長特性の検討-」
〔植物生活史・繁殖 部門  優秀賞〕

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