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プレスリリース 発行No.380 平成24年9月27日

第54回 東邦大学薬学部 公開講座
がん薬物療法最前線

東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山)では、第54回東邦大学薬学部公開講座を次のとおり開催します。
 本学薬学部では、一般の方に「薬と健康の知識」をわかりやすく伝えることを目的に、1985年から定期的に公開講座を開催しています。
 10月20日(土)に開催する第54回目のテーマは、『がん薬物療法最前線』です。がんのさまざまな治療法の中から薬物療法にテーマを絞り、標準がん薬物療法、抗がん剤治療における支持療法、大腸がん薬物療法に関する最新の情報や知識について3名の専門家が講演を行います。
第54回 東邦大学薬学部 公開講座

■日 時 : 10月20日(土) 13:30~16:30
                 (開場12:30) 
■場 所 : 東邦大学 習志野キャンパス
       薬学部C-101講義室
■その他 : 定員500名、無料(申込不要)
       ※ 手話通訳付き

講師・講演内容

【講演1】標準がん薬物療法とは?

篠原 悦子 東邦大学薬学部 臨床薬学研究室 准教授

現在のがん治療では、手術、薬物療法、放射線療法を組み合わせた集学的治療が行われています。その中の標準がん薬物療法についてわかりやすく解説し、さらに同療法ががんの種類別に掲載されている「診療ガイドライン」についてご紹介します。

【講演2】 抗がん剤治療における支持療法とは?

加藤 裕芳  東邦大学医療センター大橋病院 薬剤部

抗がん剤治療には多くの副作用が伴います。新しい薬剤も開発され、副作用を軽減し、患者さんの苦痛を和らげることは治療の継続に大きな役割を果たしています。いつ、どのような副作用が現れて、その解決策となる支持療法とは何かについて解説します。

【講演3】最新の大腸がん薬物療法

吉野 孝之 国立がん研究センター東病院 消化器内科

切除不能大腸がんの生存期間は、有効な治療がない時代は6カ月程度でした。しかし5-FU/ロイコボリン、オキサリプラチン、イリノテカン、分子標的治療薬の導入により24カ月に到達し、KRAS遺伝子検査も開始されました。最近の大腸癌薬物療法を概説します。

【お問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課     E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp 
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
TEL : 047-472-0666   FAX : 047-479-5661

※詳細は薬学部公開講座ウェブサイト  
http://www.toho-u.ac.jp/phar/event/kokai_koza.html