プレスリリース

メニュー

プレスリリース 発行No.360 平成24年6月29日

日本基礎老化学会 公開講座 
咀しゃく・栄養・病気
=高齢者の食生活=

東邦大学薬学部 高橋良哉教授が大会長を務める日本基礎老化学会(JSBG)の公開講座が、7月27日(金)、習志野キャンパスにて開催されます。詳細は次のとおりです。
日本基礎老化学会 公開講座

 老化は食生活によって大きな影響を受けます。とくに普段口にする食べ物の種類や量、その噛み方などで老化の進行速度が変わると考えられています。間違った食生活は老化だけでなく、重大な疾患を引き起こす原因となります。「食と老化」の専門家3名が、高齢者の食生活でとくに注意すべき点についてわかりやすくお話しします。
 なお同日午前中には、同会場にて第35回日本基礎老化学会大会『アジアミニシンポジウム:老化研究の現状と将来』を開催。インド・韓国・中国の大学から招かれた演者3名が講演を行います。

------------------------------
■日 時:2012年7月27日(金) 14:00~17:00
                  (開場 13:15)
■場 所:東邦大学 習志野キャンパス 薬学部C館101教室
■その他:無料(申込不要)、定員500名

講演内容

【講演1】咀しゃくと脳機能

【講演1】咀しゃくと脳機能

小野塚 實 
日体柔整専門学校 校長
神奈川歯科大学名誉教授
咀嚼と脳の研究所 所長

近年、“噛む”という日常行為の重要性が再認識されるようになってきました。“噛む”ことには脳の活性化、ストレスの抑制、免疫力アップなどさまざまな効果があることが明らかになっています。今回は咀しゃくと脳機能の関係について説明します。

【講演2】 50歳を過ぎたら粗食はやめなさい!

【講演2】 50歳を過ぎたら粗食はやめなさい!

新開省二 
東京都健康長寿医療センター研究所
社会参加と地域保健研究チームチームリーダー

 食べ過ぎの方や肥満の方には粗食も必要かもしれませんが、老化により体が萎んでいく高齢期に粗食に励むと、ガリガリにやせ、低栄養状態になりやすくなります。健康を保つためにぜひ心がけてほしい高齢期の食生活についてお話しします。

【講演3】食にまつわる老化関連疾患

【講演3】食にまつわる老化関連疾患

白井厚治
東邦大学 名誉教授
東邦大学医療センター佐倉病院 血管機能学講座客員教授

 高エネルギー高糖質高脂肪食中心の現代の食生活は、メタボリックシンドロームの元凶となるだけでなく、老化も促進します。こうしたことをふまえ、活力ある高齢期を過ごすための栄養のとり方についてお話しします。

【主催】日本基礎老化学会 (JSBG)  
【世話人】第35回日本基礎老化学会 大会長 高橋良哉(東邦大学薬学部 教授)
【共催】東邦大学薬学部/同学部臨床薬学研修センター ※認定薬剤師制度認定シール(2単位)配布
【後援】船橋市教育委員会/習志野市教育委員会/市川市教育委員会/浦安市教育委員会/佐倉市教育委員会/八千代市

【お問い合わせ先】
東邦大学薬学部 生化学教室        担当:大寺恵子
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-1-1 TEL:047-472-1546
E-MAIL: 35jsbg@phar.toho-u.ac.jp 
ホームページアドレス http://www.lab.toho-u.ac.jp/phar/seika/