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プレスリリース 発行No.297 平成23年12月13日

東邦大学医療センター佐倉病院市民公開講座
「知っておきたい加齢に伴う眼の病気」

 東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消 する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の方に向けた公開講座を毎月開催しています。
12月は、「加齢に伴う眼の病気」をメインテーマに、本院眼科の医師3名が講演を行います。

 加齢によって起こりやすくなる代表的な眼の病気といえば、「加齢黄斑変性」「白内障」「緑内障」です。その中でも緑内障は国内における中途失明の原因疾患の第1位、加齢黄斑変性は第4位にランクされています。今後超高齢化社会を迎えればこれらの眼の疾患に悩む方がさらに増加する可能性は高く、社会における認知や理解もますます必要になると考えられます。今回の公開講座では3疾患それぞれの症状や検査、本院での手術や治療などについて、わかりやすく説明します。
「知っておきたい加齢に伴う眼の病気」

知っておきたい
加齢に伴う眼の病気
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■日 時:2011年12月24日(土)
     14:00~16:00(開場13:30)
■場 所:東邦大学医療センター 佐倉病院
     7階 講堂
■定 員:200名
■その他:予約不要、受講料無料
     駐車場無料対応

講演内容

【講演1】 加齢黄斑変性

金井 秀仁東邦大学医療センター佐倉病院 眼科 医師

 ものが歪んで見えたり、中心部が黒くなって見えづらくなったりしていませんか? こうした症状に心当たりがある場合、加齢黄斑変性の疑いがあるかもしれません。この病気は加齢に伴い、網膜の中心部である黄斑部が傷むことで起こる病気です。具体的な症状から検査、治療についてわかりやすくお話しします。

【講演2】 白内障

産賀 真東邦大学医療センター佐倉病院 眼科 助教

 白内障は、眼の中の水晶体が加齢によって濁ることで、ものがかすんだりぼやけて見えるなど、視力が低下する病気です。40代半ば頃から年齢を重ねるにつれて発症する人が多くなり、日本では年間100万件の白内障手術が行われています。白内障の病態と、最新の治療や手術についてくわしくお話しします。

【講演3】緑内障

吉田 いづみ東邦大学医療センター佐倉病院 眼科 助教

 「緑内障は治らないんですよね」。緑内障ですよと外来でいうと皆さんこう聞かれます。確かに視神経の数が「減っていく」病気である緑内障は完治はしません。ただし実際に手術が必要になったり失明してしまったりする方は少ないのです。反面、末期になってからでは手術が難しいという怖さがあります。正しい知識をお教えします。

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター 佐倉病院 事務部総務課
〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)    
公開講座URL :http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/20728/023326.html
 ※「佐倉病院 公開講座」で検索してください