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プレスリリース 発行No.269 平成23年10月6日

東邦大学理学部 公開講座 
東日本大震災に学ぶ
シリーズ第2回 「地震はくりかえす -巨大地震のメカニズム-」

 東邦大学 理学部(船橋市三山・習志野キャンパス)では、一般の方の関心が高い内容をテーマに公開講座を開催しております(予約不要、受講料無料)。


今年3月11日に発生した東日本大震災は、私たちに地震とどのように向き合っていくのかという課題を改めて突きつけました。こうした中、本学理学部生命圏環境科学科では、今回の震災でどのようなことが起き、今後どう生かしていくかを共有することが重要と考え、全3回の連続した公開講座を企画しました。「何が起きたのか」「なぜ起きたのか」「今後どうすればよいのか」をテーマに、各専門家による講演を開催します。
シリーズ第2回 「地震はくりかえす -巨大地震のメカニズム-」

 10月1日(土)は、シリーズ第1回目「その時 何が起きたのか」と題し、“被災地での災害医療派遣隊(DMAT)活動”と“震災の影響による海の生物や水産業への影響”について、各専門家が自身の現地での体験・調査結果をもとにお話ししました。当日の参加者は、一般の方から学生まで130名を超え、講演後の質疑応答では、関東で震災が発生した場合の医療体制や、東北地方のアサリ養殖業の復興の見通しなど多くの質問があり、大震災の影響に対する関心の高さがうかがえました。
※ 理学部生命圏環境科学科のWEBサイトで当日の様子を紹介しています。
http://www.env.sci.toho-u.ac.jp/information/023338.html

シリーズ第2回 「地震はくりかえす —巨大地震のメカニズム—」

■日 時:2011年10月15日(土) 14:00~16:00(13:30開場)
■場 所:東邦大学習志野キャンパスⅢ号館2階205教室
■定 員:200名   
■その他:予約不要、受講料無料

講演内容・講師

1.「巨大地震はなぜ起きるのか」
                       上原 真一(東邦大学理学部生命圏環境科学科 講師)
我々が地震と隣り合わせに暮らしていることを、今年ほど日本人全体が実感したことはないでしょう。自然現象の「地震」を防ぐことは不可能ですが、地震による災害「震災」に備えることはできます。将来発生する地震に適切に備えるために、今回はどういう地震だったのかということを、日本で発生する一般的な地震のメカニズムを交えて解説します。
2.「地震液状化被害とその対策に向けて」
          金田 博彰(元東邦大学理学部生命圏環境科学科 教授、東京大学名誉教授)
地震災害の一つである液状化が注視されるようになったのは、1964年の新潟地震。以降、日本において地震に伴う液状化現象が頻繁に確認されています。今回の東日本大震災による液状化現象は、千葉県内外では利根川下流域や浅海域の埋立地など人工地盤域に集中しており、従来の液状化実例と併せ総括すると、短時間に湛水状態で埋め立てられた浅海、河川、湖沼、湿地帯、水田などの改変地盤が主たる被害地域であることがわかりました。このことを踏まえ、近い将来予想される大震災に向け、液状化予知マップ作成および防災対策手法の構築が急がれます。

今後の予定 第3回(最終回) 11月 5日(土)14:00~16:00 「地震列島に生きる」

地震予知に関する調査・観測・研究結果等の情報の交換など学術的な検討を行っている地震予知連絡会より、島崎邦彦会長(東京大学名誉教授)をお招きし、地震学からみた地震予測と身近に備えられる地震対策についてお話します。

【お問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課   
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1 TEL: 047-472-0666