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プレスリリース 発行No.262 平成23年9月26日

第52回 東邦大学薬学部 公開講座
「薬剤師と共に考える医療安全」

 東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山)では、第52回東邦大学薬学部公開講座を次のとおり開催します。

 本学薬学部では、一般の方に「薬と健康の知識」をわかりやすく伝えるために、定期的に公開講座を実施しています。1985年の第1回の公開講座以降、半年毎に開催を重ね、52回目を迎えました。
 今回のテーマは、「薬剤師と共に考える医療安全」です。薬物治療を安全に行うために薬剤師は責任をもって薬を管理していますが、医療全体の安全性を様々な角度から考えることも大切です。
 本公開講座では、今後よりいっそうの医療の質と安全性を高めていくために、薬学の教育・研究機関および医療機関、そして行政が行う取り組みについて受講者の皆さんと共に考えます。

「薬剤師と共に考える医療安全」

■日 時 : 10月22日(土) 13:30~16:30
                (開場12:30) 
■場 所 : 東邦大学 習志野キャンパス
       薬学部C館101教室
■その他 : 無料(申込不要)、定員500名
       ※ 手話通訳付き

講師・講演内容

講演1「薬の安全性を向上するために」

佐藤 光利  東邦大学薬学部 薬物安全性学教室准教授
薬を用いて病気の治療を行うときには、薬剤師が責任を持って薬を管理します。医薬品を提供する医師や薬剤師にとっては、薬の安全性の向上は、永遠のテーマのひとつでもあります。この講演では「薬の専門家」としての立場から、医療安全について受講者の皆さんと共に考えたいと思います。

講演2 「病院薬剤師に期待される医療安全」

真坂 亙  東邦大学医療センター佐倉病院 薬剤部長
治療のため、多くの方が薬を服用していることと思いますが、残念ながら間違った調剤がなされるという報道も後を絶ちません。しかし、多くの医療機関ではインシデント・アクシデント報告制度が定着し、医薬品の安全対策に反映されるようになりましたので、皆さんにご紹介したいと思います。

講演3 「安心・安全な医療に向けての行政の取り組み」

山本 史  厚生労働省 医薬食品局総務課 薬事企画官
医薬品は、ベネフィット(有効性)    とリスク(副作用)とを併せ持ちます。行政においても、医療の中で医薬品のベネフィットを十分に活用していただけるよう、医療安全に関する様々な取り組みを行っています。医薬品安全対策の情報提供をはじめとする、厚生労働省の具体的な取り組みについてお話しします。
【主催】東邦大学
【共催】東邦大学薬学部臨床薬学研修センター・東邦大学薬学部鶴風会(同窓会)
【協賛】(社)日本薬学会
【後援】船橋市・習志野市・市川市・浦安市・佐倉市各教育委員会/ 八千代市/ 千葉県薬剤師会/ 千葉県病院薬剤師会/ 千葉県学校薬剤師会/(社)千葉県製薬協会

【お問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課     E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp 
 〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
  TEL : 047-472-0666   FAX : 047-479-5661
※詳細は薬学部公開講座ウェブサイト