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プレスリリース 発行No.164 平成22年9月24日

東邦大学薬学部薬学総合教育センター 開発
「禁煙指導 応用可能実験」を
看護学生に対する禁煙教育モデル校の文化祭で実施

 東邦大学薬学部薬学総合教育センターが開発した新たな禁煙指導材料を使用した実験を、2010年10月9日に催される千葉県立野田看護専門学校の文化祭(桂祭)において、実施することになりました。
看護学生に対する禁煙教育モデル校の文化祭で実施

 この禁煙指導応用可能実験は、ブロッコリースプラウトの成長に対するタバコ抽出液の影響を示す実験で、その成長段階とタバコの害との因果関係を明らかにしました。この内容はタバコの害を認識させるのみならず、法的に成人には許されることが未成年には許されないということを理解させる道具として有効であることを示されています。また、本実験は特別な材料や設備を使用せず簡単に行うことができることから、薬学総合教育センターでは学校現場などを中心に紹介しています。

 千葉県内に就業する若い看護職の喫煙率は、県内の女性に比べて2倍ほどあるといわれています。その対策として野田看護専門学校では、看護学生から教育することが必要と考えており、「平成22年度 看護学生に対する禁煙教育モデル校」として、喫煙率0%を目指し、4年前から敷地内全面禁煙を導入する等の活動しています。その活動のひとつとして10月9日に行われる文化祭において、本学薬学部薬学総合教育センターが開発した禁煙指導応用実験を実施し、その成果や学生主体でタバコについて調べたこと等を発表し、禁煙を呼びかけることとなりました。
【参考】東邦大学プレスリリースNo.38
『 「どうして大人はいいのに子供はダメなの?」 ~新たな禁煙指導材料の開発~ 』

千葉県立野田看護専門学校 文化祭「 第15回 桂祭 」

日  時: 2010年 10月9日(土)  10:00 ~ 15:30
会  場: 千葉県立野田看護専門学校(千葉県野田市中根316-1)

【お問い合わせ先】
東邦大学 経営企画部 広報担当      森上 需
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 TEL/FAX:047-472-1159        M Phone: 090-8722-8471