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プレスリリース 発行No.127 平成22年4月30日

第5回 多摩川河口干潟 干潟講座・生物調査(SCOP100) 開催
~100人 スコップ持って 干潟の生き物分布を徹底調査!~

 東邦大学理学部東京湾生態系研究センターが後援するイベント「第5回 多摩川河口干潟の生物調査 (SCOP100)」が、2010年5月7日(金)・5月15日(土)に行われます。
~100人 スコップ持って 干潟の生き物分布を徹底調査!~

 多摩川の河口にひろがる広大な「多摩川河口干潟」は、都会の中に奇跡的に残された干潟で、トビハゼや多くの種類のカニ・貝など様々な干潟生物が生息している数少ないワンダーランドです。干潟は、そこでなされている生物活動とそのつながりにより、水質浄化等、自然環境の維持に大きく寄与しています。しかし、東京湾では現在、かつて存在した干潟の90%以上が埋立などにより失われています。
 現在 多摩川河口周辺では、羽田空港の拡張工事などで大規模な沿岸改修が行われており、これが今後 東京湾の自然環境にどのように影響を与えるのかをモニタリングするためにも、現在の状況を把握し、市民・行政・研究者で情報を共有しておく必要があります。

 この市民参加型の本イベントは4年前より始まり、今年で5回目をむかえます。
●5月7日:東邦大学医学部3号館において、「東京湾と多摩川河口の今と昔、これまでの
       観察結果の報告」と題し、本学の風呂田利夫教授らによる干潟講座が行われま
       す。
●5月15日:約100人の参加者がスコップをもって多摩川河口干潟で調査を行い、その後
       大師河原干潟館で調査結果を皆で整理・振り返りを行い、その情報を共有します。

 東邦大学理学部東京湾生態系研究センターでは本イベントを行うにあたり、調査手法プログラムの作成を行いました。また調査にも同行し、市民の方々と共に活動します。
 本調査は、10月に開催される「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)をモジり、“SCOP100”と名付けました。これは市民100人がスコップを持って干潟を調査することを意味しています。

第5回 多摩川河口干潟 干潟講座・生物調査(SCOP100)

主催:海辺つくり研究会
共催:(財)港湾空間高度化環境研究センター・大師河原干潟館運営委員会
東京湾の環境をよくするために行動する会 
後援:東邦大学理学部東京湾生態系研究センター・東京湾岸自治体環境保全会議
干潟講座 生物調査
日 時 2010年5月7日(金)
18:00~19:30
2010年5月15日(土)
9:00~16:00
場 所 東邦大学医学部3号館 大師河原干潟館
参加費 無料
事前申込 必要(所定の申込書(別紙)をFAXで送付
もしくは E-mail で必要事項を記し送信)
※告知の掲載をしていただける場合、下記の問い合わせ先に必ず事前申込の詳細をご確認ください。
※本イベント当日の取材をしていただける場合、下記の問い合わせ先にご連絡いただけるようよろしくお願い致します。

【お問い合わせ先】 ※こちらは 申込先 および 申込みに関する問合せ先 ではありません
 東邦大学 経営企画部 広報担当 / 理学部 東京湾生態系研究センター   森上 需
 TEL/FAX:047-472-1159 M Phone: 090-8722-8471
 E-mail: press@toho-u.ac.jp