２００９年９月２６日（土）、東邦大学習志野キャンパスにおいて、第４８回東邦大学薬学部公開講座『 薬をもっとよく知ろう 』が開催されます。薬学部では、「薬と健康の知識を一般市民の方にわかりやすく伝える」ことをコンセプトにして、定期的に公開講座を開催しています。この公開講座は一般の方のみならず、地域の薬剤師に対する生涯教育の場としても大きな役割を果たしています。

　普段、我々が使用している薬は、病院で処方箋を作成、調剤薬局で調剤してもらい購入、または市販されている医薬品をドラックストアーなどで購入します。その際、我々は主に購入した医薬品の効能ばかりに関心を示し、副作用については関心を示すことは少ないと思います。薬には必ず有益（効能）・有害（副作用）の二面性があり、その効能・副作用は一律におこるのではなく個人や条件によって異なります。だからこそ、薬は安易に使用するべきではなく、生活習慣を見つめ直すことや薬の反応をしっかりと観察することが重要となります。それは、すなわち “自分を大切にすること” です。
　本講座では薬の副作用を切り口にし、効能だけではない医薬品の本質や医薬品との上手なつきあい方、ひいては “自分を大切にすること” について、本学薬学部 臨床薬学研修センター 柳川忠二 教授と東京大学大学院薬学系研究科 医薬情報学講座 澤田康文 教授にお話しいただきます。
　また、この公開講座は薬剤師認定制度認証機構認定 生涯学習認定制度 集合研修の対象講座（２単位　認定薬剤師制度認定シール配布/薬剤師認定制度認証機構認定：東邦大学薬学部認証番号 G02）となっております。

主催：東邦大学薬学部
共催：東邦大学薬学部臨床薬学研修センター・東邦大学薬学部鶴風会(同窓会)
協賛：（社）日本薬学会後援：船橋市教育委員会・習志野市教育委員会・市川市教育委員会
　　　　浦安市教育委員会・佐倉市教育委員会八千代市・千葉県薬剤師会
　　　　千葉県病院薬剤師会・千葉県学校薬剤師会・（社）千葉県製薬協会

「えっ、これって薬の副作用！？－薬の副作用がどのように発見されるかご存じですか｡－ 」　　
柳川 忠二（東邦大学薬学部 臨床薬学研修センター　教授）

「 ここまで知ろう！医薬品 」 　
澤田 康文（東京大学大学院薬学系研究科 医薬情報学講座　教授）

日　時　 ：　２００９年 ９月２６日（土）　　１３：３０～
会　場　 ：　東邦大学習志野キャンパス　薬学部 Ｃ-１０１ 講義室
参加費　 ：　無料　（事前申込　：　不要）
その他　 ：　手話通訳付き