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プレスリリース 発行No.033 平成20年12月31日

~暮らしの中で まもり 伝える 命のにぎわい~
「北総里山フェスタ」 開催

 2009年1月25日、本学理学部生物学科の長谷川雅美教授が代表を務める北総里山クラブ主催のイベント「北総里山フェスタ」(主催:北総里山クラブ 共催:千葉県 千葉の里山・森づくりプロジェクト推進会議 後援:印西市 印西市教育委員会 白井市 白井市教育委員会 印旛村 本埜村 林野庁)が、東京電機大学千葉ニュータウンキャンパスにおいて開催されます。
北総里山フェスタ

 里山は歴史的に人と自然との関わりの中で作られた日本を代表する生態系であり、そこにはその環境に適応した多様な生物が見られ、その生物との関わりの中で人々が暮らし、さらにはその暮らしを通して里山の環境が保全されてきました。近年、“里山”は生物多様性の保全および持続可能な社会の実現という視点で非常に重要な環境として、注目されるようになってきました。本イベントを主催する北総里山クラブでは、里山環境の重要性を以前から認識し、この環境が残る北総地域を、山を切り開いての宅地や工業地の造成等といった従来の開発から守り、自然と生き物と人間が織り成す21世紀型のまちをつくることを目標に活動を行っています。里山の環境が存在すること自体、地域の価値として認識することを重要視しています。本イベントは、「暮らしの中で まもり 伝える 命のにぎわい」とあるように、里山は人が自然を利用して暮らし、その中で様々な生き物も暮らす環境が維持されること、そして、それが地域の新たな価値であることを地域全体で認識し共有することを目的としています。

 本イベントでは、午前の部で長谷川教授の講演『北総の里山をまもりたい』の他、及川ひろみ氏(NPO法人 宍塚の自然と歴史の会 理事長)の講演『多様な人とのつながりをつくる工夫』が行われ、午後の部では、『今森光彦と里山』と題し、琵琶湖をとりまくすべての自然と人の関わりをテーマに長年、撮影してきた 写真家 今森光彦氏による映像作品 『映像詩 里山 命めぐる水辺』 が上映され、さらに、今森氏とケビン・ショート氏による対談 『里山に魅せられて— 身近な自然の魅力と魔力』 が行われます。

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『北総里山フェスタ』
主催: 北総里山クラブ  共済: 千葉県  千葉の里山・森づくりプロジェクト推進会議
後援:印西市 印西市教育委員会 白井市 白井市教育委員会 印旛村 本埜村 林野庁

日時:2009年1月25日(日)  第一部 10:00~  第二部 13:00~
会場:東京電機大学 千葉ニュータウンキャンパス
※入場無料  先着800名  申込みは 往復はがき もしくは メール (詳細 次頁)
イベント問合せ:千葉県総合企画部地域づくり推進課  043-223-2484

【内容についてのお問合せ先】
 東邦大学 経営企画部 広報担当 / 理学部 東京湾生態系研究センター  森上 需
 TEL/FAX:047-472-1159 M Phone: 090-8722-8471
 E-mail: press@toho-u.ac.jp