大学院

メニュー

研究科長挨拶

看護学研究科長 荒木 暁子

 本研究科は、建学の精神である「自然・生命・人間」の調和と発展を念頭に、看護学のより高度な研究と教育を通じて、医療人として広く活躍できる専門的な知識と技能を有した人材を養成し、教育、研究、実践を通して看護学の発展に寄与することを目的としています。

 博士前期課程では、看護を科学的に分析し、研究者や高度な看護専門職を育成することを目指しています。論文コース、助産師、保健師の資格を取得するコース、専門看護師(がん看護・小児看護)コースなど、キャリア開発の選択肢を複数揃えています。地域包括ケアシステムを基盤とした医療福祉の連携・共同を地域住民、関係団体と関わりながら、様々な現場で活躍する専門家と学ぶ「共生社会と医療」他、特色ある科目があります。

 博士後期課程では、自立して看護学を探求できる看護学の教育者や研究者の育成を目指しています。基盤・実践看護学分野として基礎看護学、感染制御学の2領域、臨床看護学、高齢者看護学、母子保健学、小児看護学、がん看護学など5領域、国際・広域看護学分野は国際保健学、精神看護学、在宅看護学、公衆衛生看護学の4領域で構成されます。

 研究は、臨床現場や保健活動の小さな気づきから、それを探究するにとどまらず、よりよい看護活動へ向けた提案を通して社会に影響を与え、貢献できる活動です。豊かな発想と希望を抱き、一緒に看護学を探究していきましょう。