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看護学研究科カリキュラム・ポリシー

教育理念

看護学研究科は、東邦大学の「自然に対する畏敬の念を持ち、生命の尊厳を自覚し、人間の謙虚な心を原点として、かけがえのない自然と人間を守るための、豊かな人間性と均衡のとれた知識・技能を育成する」という教育理念に基づき、看護学及びそれに関連する分野の基礎教育を修めた者に、更に高度な専門知識・技術と研究能力を育成し、人の健康について広い視野から貢献できる専門職業人を世に送り出すことを目的としている。

博士前期課程

教育目標

  1. 総合的な医療・保健を支える人材を育成する。
  2. より高度な看護教育を実施するための専門的な職業人を養成する。

カリキュラム

看護学の知識や技術に関して、より高度な専門性を身につけ、学位論文作成のための学習が効果的に行なわれるよう考慮している。
  1. 学部教育の上に専門性を高めるために、博士前期課程では14分野(看護管理、感染制御看護、看護技術、 性・生殖看護、成人看護、がん看護、慢性看護、クリティカルケア看護、高齢者看護、小児看護、地域ケ アシステム、国際広域保健、在宅看護、感染制御)を設けている。
  2. 高度実践看護職を目指す院生のために、専門看護師(CNS)の感染看護分野、がん看護分野の2コー スを設けている。
  3. 高度な周産期医療における問題解決能力、助産実践能力を身につける助産教育を行う課程では、助産師 コース(助産師国家試験受験資格の取得)と臨床実践コースを設けている。

博士後期課程

教育目標

  1. 看護学の教育研究の更なる向上を図り、より良い医療環境を社会に提供し、社会の健康の向上に資する。
  2. 国際的な看護学を学問として体系化するために、看護学を真に探究できる能力を有する研究者を育成する。
  3. 研究成果に基づいた質の高い医療・看護を人々に提供できる、高度実践看護専門家の教育を行うための看護学の教育者、研究者を育成する。

カリキュラム

看護学の知識や技術に関して、より高度な専門性を身につけ、学位論文作成のための学習が効果的に行なわれるよう考慮している。
  1. 博士後期課程を修了するために必要な看護研究に関する共通科目として、看護学特別研究、看護学研究法特講の2科目を必修としている。
  2. 基盤・実践看護分野には、看護管理、看護技術、感染制御、感染制御看護、がん看護、成人看護、高齢者看護、性・生殖看護、小児看護の9領域を設けている。
  3. 国際広域・地域看護学分野には、国際広域保健、在宅看護、地域看護・ケアシステム、地域看護・健康政策の4領域を設けている。
  4. 支持科目として、医療言語論特講、疾病論特講の2科目があり、質的研究の基盤となる哲学や英語文献の読解力強化に資する。