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Mycobacterium avium complex に対する新規薬剤感受性検査法・治療法の確立

肺非結核性抗酸菌(NTM)症は世界的に増加傾向であり、特に肺Mycobacterium avium complex(MAC)症の増加は、本邦において顕著です。しかし、現在の方法で行った薬剤感受性検査で、効果があると判断された薬剤を投与しても効きが悪いなど、現在の薬剤検査法が適正であるのか疑問であるのが現状です。また、現在の標準療法は免疫が正常の肺MAC症からではなく、免疫力が落ちたHIV感染者の播種性MAC症を対象として行われた無作為化比較試験の結果から応用されたものであり、免疫正常な方の肺MAC症で検討されたものではありません。そのため、免疫正常な方の肺MAC症での難治化・再発の要因検索、より適した薬剤感受性検査法・標準療法の確立の必要性があります。今回肺MAC症と診断された方の喀痰および気管支洗浄液から培養された菌を使用して、より適した薬剤感受性検査はないか、現在の治療よりもより良い抗菌薬の組み合わせはないかなどを調べる計画です。

東邦大学医学部倫理委員会承認後より、喀痰および気管支洗浄液から培養された菌を使用しますので、当院で喀痰培養検査や気管支鏡検査をうけた方の材料がこの研究に利用される可能性があります。

今回の研究では、患者さんからいただいた検体から培養した菌を使用して解析します。検体は新たな研究用の番号が付けられ、研究者にも患者さんのお名前は分からない状態で研究は行われます。今回の研究で得られた結果に関しては、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

ご自身やご家族で検体や情報を研究に利用することを承諾されない方は下記にご連絡下さい。もし承諾されなくてもあなたに不利益は一切ありません。この件に関しましてご質問などがございましたら以下にお尋ねください。

連絡先および担当者

東邦大学医学部 微生物・感染症学講座
研究責任者 南條友央太
講座責任者 舘田一博
連絡先:東邦大学医学部研究相談窓口
03-3762-4151 (内線2222)
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151