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臨床研究「病理検体を用いた免疫染色法による肺動脈性肺高血圧症」について

この度、東邦大学医学部病院病理学講座において臨床研究「病理検体を用いた免疫染色法による肺動脈性肺高血圧症」を実施することになりました。
肺動脈性肺高血圧症は、心臓からの血液を肺に送る肺動脈の血管壁が異常に厚くなること(肺動脈壁肥厚と言います)で肺動脈に血液を通すのに通常よりも大きな力が必要になる(肺高血圧症といいます)、原因不明の病気です。肺動脈壁肥厚が高度になると右心不全が進行し、治療を行っても死亡に至ることが少なくないため、原因の特定とそれに基づいた治療法の開発することが急がれます。

本研究では1958年4月から2018年3月までに当院において施行された肺動脈性肺高血圧症の病理解剖例から各臓器の組織標本を作製し、血管壁のようすを観察するほか、組織の成り立ちを制御する「シグナル伝達系」のタンパク発現を免疫染色法によって観察します。また各病理解剖例と年齢が似通った、肺病変のない同時期の病理解剖例の組織を対照として用い、同様に観察を行います。ここから得られる成果は肺動脈性肺高血圧症の病態解明や新たな治療法の開発につながります。

本研究では年齢、性別、診断されたといった患者属性情報も解析対象として含んでおりますが、個人を特定しうる情報は一切取り扱いません。従いまして研究結果を学会や専門雑誌等で報告する際にも個人が特定されることは決してありませんのでご安心ください。
なお本研究の内容にご質問がある方、臨床情報や病理解剖結果を研究に利用されることを希望なさらない方は下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

東邦大学医学部病院病理学講座
講師 若山 恵(研究責任者)
教授 澁谷 和俊(講座責任者)
研究相談窓口 03-3762-4151(内線2222)
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151