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放射線医学講座(佐倉)

所属教員名

寺田 一志 / 教 授
磯部 公一 / 准教授
稲岡 努  / 准教授
北村 範子 / 助 教
粕谷 秀輔 / 助 教
石川 ルミ子/ 助 教
中塚 智也 / 助 教

運営責任者

講座の概要

平成19年4月より東邦大学佐倉病院放射線科に寺田一志が赴任し、神経放射線学、核医学を中心とし、診療、教育、研究に従事してきました。現在、当科では放射線診断専門医、核医学専門医、血管内治療(IVR)専門医、放射線治療専門医が常勤し、最新鋭の画像診断機器及び治療機器を導入し、より充実した医療を提供できるように教室員一同努力しています。
 また、近隣の開業医、地域病院からCT、MRI、核医学の各種画像検査を直接ご依頼いただけるシステムを導入しています。地域医療における医療情報の開かれた窓口としても活用していただけるように努力しています。
 教育では大学院生、医学部生、研修医を多く受け入れ、新時代のニーズに対応できる全人的な教育を目指しています。ここ10年間では、博士号(甲)4名、放射線診断専門医4名、核医学専門医2名、IVR専門医1名が取得しています。放射線医学大学院教員を佐倉病院3名が担当しています。また、大学医学部放射線科教育コーディネーターを担当しています。
 これまでの東邦大学放射線医学講座の輝かしい伝統を引き継ぎ、新時代の診療、教育、研究に向けて教室員一同、日々努力しています。

研究の概要

放射線科では、CT、MRI、核医学の画像診断法、精度の高い放射線治療法に関する研究を行っています。主には、脳に関する病気および病態生理に関する研究を寺田教授、放射線治療に関する研究を磯部公一准教授、骨軟部・末梢神経、その他の画像診断に関する研究を稲岡准教授、その他にも血管内治療、IVRに関する研究も進めています。

脳に関する病気および病態生理に関する研究
神経グループでは、MRIや核医学検査を用い、変性疾患の早期診断や重症度評価に有用であるバイオマーカーに関する研究を行っている。

放射線治療に関する研究
放射線治療では定位放射線照射(ピンポイント照射)、4次元CTによる呼吸同期照射、画像誘導放射線治療、強度変調放射線治療(IMRT)といった、高精度かつ低侵襲な最新の放射線治療が日常診療として実現されてきたが、私達は今後これらをさらに発展させ、この分野において新しいものを創造し、社会や他の研究者に還元してゆきたいと考えている。

骨軟部、末梢神経、その他の画像診断に関する研究
骨軟部、末梢神経領域を中心にMRIを用いた研究を行っている。1mm以下での観察、拡散テンソルおよびトラクトグラフィー、アーチファクト低減に向けた研究を行っている。

血管内治療、IVRに関する研究
肝腫瘍カテーテル治療について塞栓物質の違いによる治療効果についての研究を行っている。血管内ステント留置に対する基礎的な研究を行っている。

代表論文

  1. Kamagata K, Nakatsuka T, Sakakibara R, Tsuyusaki Y, Takamura T, Sato K, Suzuki M, Hori M, Kumamaru KK, Inaoka T, Aoki S, Terada H. Diagnostic imaging of dementia with Lewy bodies by susceptibility-weighted imaging of nigrosomes versus striatal dopamine transporter single-photon emission computed tomography: a retrospective observational study. Neuroradiology, 59(1):89-98, 2017.
  2. Isobe K(共著・分担):Stomach. Radiation Therapy for Extranodal Lymphomas (Eds) Sasai K, et al. p55-67, Springer Japan, Tokyo, 2017.
  3. 磯部公一(共著・分担):骨髄腫・形質細胞腫 がん・放射線療法2017(大西洋ほか編)p1121-1129, 学研メディカル秀潤社, 東京, 2017.
  4. Kasuya S, Suzuki M, Inaoka T, Odashima M, Nakatsuka T, Ishikawa R, Tokuyama W, Terada T. Atypical Distribution of Late Gadolinium Enhancement of the Left Ventricle on Cardiac Magnetic Resonance in Classical Anderson-Fabry Disease. Journal of the Belgian Society of Radiology, 100(1):6, pp. 1–4, 2016.
  5. Kitamura N, Hasebe T, Matsumoto T, Hotta A, Suzuki T, Yamagami T, Terada H: Basic fibroblast growth factor as a potential stent coating material inducing endothelial cell proliferation. J Atheroscler Thromb, 27(21):475-485, 2014.
  6. Nakatsuka T, Kurotsuchi M, Morita H, Inaoka T, Terada H. Can 5-mm axial CT images sufficiently depict the hyperdense middle cerebral artery sign in patients with acute brain ischemia? Open Journal of Radiology, 3, 196-200, 2013.
  7. Nakatsuka T, Imabayashi E, Matsuda H, Sakakibara R, Inaoka T, Terada H. Discrimination of dementia with Lewy bodies from Alzheimer's disease using voxel-based morphometry of white matter by statistical parametric mapping 8 plus diffeomorphic anatomic registration through exponentiated Lie algebra. Neuroradiology, 55(5):559-66, 2013.
  8. Kudo H, Inaoka T, Kitamura N, Nakatsuka T, Kasuya S, Kasai R, Tozawa M, Nakagawa K, Terada H. Clinical value of routine use of thin-section 3D MRI using 3D FSE sequences with a variable flip angle technique for internal derangements of the knee joint at 3T. Magn Reson Imaging, 31(8):1309-17, 2013.
  9. Kasai R, Hasebe T, Takada N, Inaoka T, Hiruta N, Terada H. Comparison of diagnostic efficacy of Gd-EOB-DTPA-enhanced MRI and dynamic contrast-enhanced multislice CT in hepatocellular carcinoma. J Med Soc Toho, 59(6):279-289, 2012.
  10. Kitamura N, Hasebe T, Kasai R, Kasuya S, Nakatsuka T, Kudo H, Higuchi M, Nakano K,Hiruta N, Kameda N, Ogata K, Watanabe Y, Morita H, Terada H: Pilocytic astrocytoma in elderly adults. Neuroradiology J, 23:690-695,2010.

教育の概要

学部

大学医学部放射線科教育コーディネーターを担当し、全人的な医学教育を目指しています。病院実習では、臨床体験型の実習を取り入れ、各科の垣根を越えて、実習を行える体制作りを心がけています。

放射線医学(臨床編)
(対象学年 4年、10時限を担当)
臨床実習
(対象学年 5年、3週毎1週間×12グループ)
選択実習
(対象学年 6年、1ヶ月間×3クール)

大学院

放射線医学大学院教員を佐倉病院3名が担当しています。佐倉病院ではここ10年間で博士号(甲)を4名が取得しています。

①修士課程
 生体応答系放射線医学放射線医学特論 2単位
生体応答系放射線医学専攻科目 放射線医学演習(佐倉病院毎週水曜日18時~19時30分)4単位、放射線医学実習(佐倉病院毎週水曜日9時~12時、13時30分~16時30分、月曜日または火曜日9時~12時、13時30分~16時30分)12単位

②博士課程 
共通選択 生体情報伝達障害コース 1時限
共通選択 腫瘍専門医療コース 1時限
共通選択 循環呼吸病学コース 1時限
 生体応答系放射線医学専攻科目 放射線医学特論(Ⅰ、Ⅱ) 16時限
 放射線医学演習(佐倉病院毎週水曜日17時30分~19時、19時~20時30分)12単位
 放射線医学実習(佐倉病院毎週水曜日8時30分~12時30分、13時30分~17時、月曜日または火曜日9時~13時、15時~17時)4単位

診療の概要

放射線診断(CT、MRI, 核医学)、放射線治療、Interventional Radiology (IVR)を中心に診療を行っている。放射線診断では100%読影を基本方針とし、翌診療日までに90%以上の読影率を達成している。救急診療にも対応した体制作りを進めている。放射線治療では、緩和治療、根治照射、高精度照射(強度変調放射線治療(IMRT)や定位照射(SRT))を行い、がん診療連携拠点病院の必要要件である200名/年を達成している。IVRでは、IVR修練施設として内科、外科などと密に連携を取りながら、病院診療、地域医療に貢献している。

その他

学会活動

日本医学放射線学会(代議員)
日本核医学会(評議員)
日本神経放射線学会(評議員)
日本磁気共鳴医学会(代議員)
日本小児放射線学会(理事)
日本放射線腫瘍学会(代議員)
日本がん治療学会
日本IVR学会
北米放射線学会(RSNA)
米国神経放射線学会(ASNR)
欧州神経放射線学会(ESNR)
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151