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眼科学講座(佐倉)

所属教員名

前野 貴俊 / 教 授
木下 太賀 / 助 教
昌原 英隆 / 助 教
産賀 真  / 助 教
坂本 理之 / 助 教
吉田 いづみ/ 助 教
永岡 卓  / 助 教

運営責任者

講座の概要

平成3年に竹内忍先生が初代教授として開設され、山本修一教授、佐藤幸裕教授、そして平成21年4月から前野貴俊が主宰しております。眼科疾患全般に対して診療をおこなっていますが、開設以来特に難治性網膜硝子体疾患に対する治療に力を入れており、千葉県内のみならず全国より重症の患者様を多数紹介頂いております。

研究の概要

現在当科において、以下の研究を行っております。

レーザースペックルフローグラフィーを用いた眼血流に関する臨床研究
  • 硝子体手術において術中眼圧変動が網脈絡膜循環に与える影響に関する研究
  • 糖尿病や脂質代謝異常を有する症例の視神経乳頭部における自己調節能に関する研究
  • 網膜静脈閉塞性疾患に対する外科的治療の網膜循環に与える影響に関する研究
  • 網膜静脈閉塞性疾患に対する抗VEGF阻害剤治療の予後に影響する治療前因子の研究
  • 硝子体手術の眼内潅流液へ添加する薬剤の眼循環への影響に関する研究
  • 遠視性不同視弱視における脈絡膜循環・脈絡膜厚変化に関する研究
  • 黄斑前膜の形態ならびに網脈絡膜血流が術後視機能へ及ぼす影響に関する研究
その他の臨床研究
  • 網膜剥離の術前病態と術後視機能の関連性について研究
  • 眼内増殖性疾患と硝子体可溶型LR11の病的意義に関する研究
  • 血管新生緑内障に対するチューブシャント術の術式に関する研究
  • 糖尿病網膜症と術後血管新生緑内障に関する研究
  • OCT angiographyを用いた網膜血管増殖性病変の解析研究
  • OCT angiographyを用いた血管閉塞性病変の解析研究
  • 難治性網膜疾患に対する手術器具の開発研究
  • 糖尿病黄斑浮腫の治療に関する多施設共同研究
基礎研究
  • 眼圧変動と視神経乳頭部血流の関連性に関する動物実験モデルでの研究

代表論文

  1. Ubuka M, Sugiyama T, Onoda Y, Shiba T, Hori Y, Maeno T.: Changes in the Blood Flow of the Optic Nerve Head Induced by Different Concentrations of Epinephrine in Intravitreal Infusion During Vitreous Surgery. Invest Ophthalmol Vis Sci.55: 1625-1629, 2014.
  2. Yoshida I, Shiba T, Taniguchi H, Takahashi M, Murano T, Hiruta N, Hori Y, Bujo H, Maeno T.:Evaluation of plasma vascular endothelial growth factor levels after intravitreal injection of ranibizumab and aflibercept for exudative age-related macular degeneration. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 252(9): 1483-1489,2014.
  3. Onoda Y, Shiba T, Hori Y, Maeno T, Takahashi M: Two cases of acute abdomen after an intravitreal injection of bevacizumab. Case Rep Ophthalmol 27;6(1):110-114, 2015.
  4. Muramatsu R, Shiba T, Takahashi M, Hori Y, Maeno T: Pulse waveform analysis of optic nerve head circulation for predicting carotid atherosclerotic changes. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 253(12):2285-2291, 2015.
  5. Hashimoto R, Sugiyama T, Ubuka M, Maeno T: Autoregulation of Optic Nerve Head Blood Flow Induced by Elevated Intraocular Pressure during Vitreous Surgery. Curr. Eye. Res. 2016 Oct 21:1-4.
  6. Hashimoto R, Hirota A, Maeno T: Choroidal blood flow impairment demonstrated using laser speckle flowgraphy in a case of commotio retinae. Am. J. Ophthalmol. Case Reports 4 ;30-34, 2016.
  7. Hashimoto1 R, Jiang M, Shiba T, Hiruta N, Takahashi M, Higashi M, Hori Y, Bujo H, Maeno T: Soluble form of LR11 is highly increased in the vitreous fluids of patients with idiopathic epiretinal membrane. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. DOI 10.1007/s00417-017-3585-1, 2017.
  8. Kinoshita T, Onoda Y, Maeno T: Long-term surgical outcomes of the inverted internal limiting membrane flap technique in highly myopic macular hole retinal detachment. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 255(6):1101-1106, 2017.
  9. Hashimoto R, Sugiyama T, Masahara H, Sakamoto M, Ubuka M, Maeno T: Impaired Autoregulation of Blood Flow at the Optic Nerve Head during Vitrectomy in Patients with Type 2 Diabetes. Am J Ophthalmol. Doi.org/10.1016/j.ajo.2017.06.021.
  10. Maeno T, Nagaoka T, Ubuka M, Hashimoto R, Masahara H: New surgical instrument for autologous internal limiting membrane transplantation for the treatment of refractory macular holes. Retina. In press. 2017.

教育の概要

学部

東邦大学医療センター佐倉病院眼科では、第一線の眼科専門医としての知識・技術・判断力・経験を養うことを目的とし、社会人として人に接する心構えや態度の修練も重視しています。到達目標として日本眼科学会専門医の取得を第一の目標としていますが、大学病院で研修を行いますので、Clinician scientistとして常に考えながら診療を行うマインドを習得していただきたいと思います。また、当科のプログラムの特徴として、非常に多くの白内障手術・網膜剥離手術・硝子体手術が経験できることがあげられます。日本眼科学会専門医取得に必要な以下の項目を最低限必要な習得事項としています。
  1. 一般初期救急医療に関する技能の習得
  2. 眼科臨床に必要な基礎的知識の習得
  3. 眼科診断、特に検査に関する技能の習得
  4. 眼科治療に関する技能の習得:関与する眼科手術100例以上(外眼手術、内眼手術、およびレーザー手術が、それぞれ執刀者として20例以上を含む。)
  5. 症例検討会および抄読会等の出席
  6. 学会(集談会等を含む)報告を演者として2報以上発表し、眼科に関する論文を単独または筆頭著者として1篇以上執筆する。

大学院

基本的には後期研修2年を修了して、大学院での研究活動に進むことになります。当科の大学院教育の中心は、レーザースペックルフローグラフィーやOCT angiographyを用いた網脈絡膜疾患に対する病態や治療に関する臨床研究です。さらに、研究課題において基礎研究分野の教育が必要があれば、臨床検査医学教室での研究指導を受けることが可能です。

診療の概要

平成3年の当科開設時から現在まで、網膜硝子体手術を主な専門としてきています。網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、増殖硝子体網膜症、眼外傷などの重症度の高い網膜硝子体疾患に対して、最新の機器と技術を導入して日々治療にあたり、良好な成績をあげています。さらに当科の特徴として、レーザースペックルフログラフィーを用いて眼血流を非侵襲的に測定することで、網膜疾患の病態解明や治療効果の判定を行っています。白内障手術は、患者様の要望に応じて日帰り手術と入院手術が選択できるようにしています。加齢黄斑変性に対する抗VEGF(血管内皮増殖因子)抗体や光線力学的療法も積極的に施行しております。輸入角膜を用いた角膜移植も予定手術で行い、涙道内視鏡を用いた涙道疾患の治療にも対応できる体制を整えています。

その他

社会貢献

  • 東邦大学医療センター佐倉病院 市民講座(眼科) (年1回)

学会活動

  • 東邦大学佐倉病院 眼科フォーラム (年1回)
  • 眼科レーザースペックル研究会   (年1回)
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151