健康科学部

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教育概要

 私たちは、健康科学を「人間が健康で幸せな生活を営むことを支援するために、自然/環境と人間との調和を図り、より善い人間の適応や福祉を具現することを、人間の尊厳を基盤にして科学的に追求し実践する」学問と定義し、以下のカリキュラムを構築しています。

総合教育科目

 総合教育科目は専門科目の基礎となる科目として1年次にその多くを配置しております。学生個々が関心のある科目を受講できるよう34科目中22科目を選択科目としました。

専門基礎教育科目

 専門基礎教育科目では、専門科目を履修する上で必要な基礎的知識を学修します。1年次より「人間と健康(16科目開講)」に関する医学・薬学・健康科学の知識を学び、2年次からは「社会と健康(8科目開講)」を考えるための保健・福祉・行政の知識を学修できるように配置しています。

専門教育科目

 専門教育科目は、看護専門家に必要とされる基本的な専門知識・技術・態度を修得するために、以下の4つの科目 群から構成されています。

1.トランスレーショナル看護領域
 この領域は、人間の生活の中でも個人に焦点をあて、その看護実践と看護学のエビデンスの追求に必要とされる知識・技術・態度の基礎的な能力を身につけるために、これまでの基礎看護学と成人看護学を統合して学修します。

2.ファミリーヘルス看護領域
 この領域は、人間の生活の中でも家族、および家族を構成する個人に焦点をあて、家族構成員一人ひとりの発達段階やライフサイクル、精神の健康が家族の健康に影響を及ぼす要因と捉え、構成員すべてを家族の健康生活を支援する看護実践に必要とされる知識・技術・態度の基本的な能力を身につけます。

3.コミュニティヘルス看護領域
 この領域は、コミュニティにおける健康を支えるしくみや考え方を理解し、地域で生活する人々を支援する能力を身につけるために編成されています。

4.プレ・プロフェッショナル領域
 この領域は、今まで学んできた教科目を統合する領域です。大学教育から卒業後の看護専門職(看護師・保健師)へとつなぐ科目で編成されています。

リメディアル教育科目

 入学された皆さんが、学部で学ぶ理科系科目の準備状態を整え、学修を円滑に進められることを目的としてリメディアル教育科目を開講しています。リメディアル教育科目は卒業要件には含まれていませんが、看護学の学びを進めていくうえで土台となる理科系科目の入門としての重要な科目となっています。

専門基盤科目

 専門基盤科目は初年次教育とキャリア教育から構成されています。
 初年次教育は、1年次に、大学で学ぶために必要な基礎力としての文章表現方法、医療職を志すものとしての倫理について学修します。また、本学科の教育の特徴であるトランスレーショナルの概念と方法、看護学における活用について学修します。
 キャリア教育は、2・3年次に、看護専門職としての多様なキャリアについて学び、自己のキャリア目標の設定とキャリアプランの形成に向けて学修します。

お問い合わせ先

東邦大学 健康科学部

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1

習志野学事部
【入試広報課】
TEL:047-472-0666
【学事課(教務)】
TEL:047-472-1705