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プレスリリース 発行No.608 平成27年6月29日

 東邦大学医療センター大森病院 公開講座
 
「骨粗鬆症の治療

東邦大学医療センター大森病院 (大田区大森西)では、一般の方を対象とした医学公開講座「骨粗鬆症の治療」を7月11日(土)に開催します。
【日時】  2015年7月29日(土)
13時00分~14時30分頃 (12:30開場)
【会場】  東邦大学医療センタ-大森病院
      5号館地下1階 臨床講堂
【定員】  120名
【その他】 受講料無料。予約不要。


講演者:

金子 開知 助教

東邦大学医療センター
大森病院 リウマチ膠原病センター

骨粗鬆症は、慢性に進行する骨代謝異常によって全身性に骨折の危険性が増加する疾患です。予防が可能で治療により改善しますが、骨折による疼痛や変形が生じるまで目立った自覚症状がないため、発症早期に有効な治療を受ける機会を失い、骨折にまで至ってしまいがちです。
日本では、40歳以上の男女1,280万人(男性300万人、女性980万人)が骨粗鬆症であると推測され、年間発症率は男性で0.6%、女性で2.3%に達しています。大腿骨近位部骨折の発症率でみると、欧米ではすでに5年前から低下傾向を示していますが、高齢者人口の増加の著しい日本では、その発生数は逆に増加しつつあります。
骨粗鬆症による潜在な骨折リスクを見つけ出して適切に治療するには、医療関係者だけでなく社会全体の取り組みがますます重要です。
最近では、新しい骨粗鬆症治療薬が登場し、薬の種類や数も増えてきましたので、薬の選択や併用療法も含めて、個人に応じた最適な治療をする時代を迎えています。今回は、このようなことも含めて、骨折防止のための骨粗鬆症治療についてご説明します。

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東邦大学医療センター大森病院では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助としてお役立ていただくことを目的に、一般の方を対象とした公開講座を開催しています。気になる病気の予防や治療について専門医がわかりやすくご説明するのはもちろん、質疑応答の時間も設け、受講者からの質問に丁寧に回答いたします。
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【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター大森病院 総務課

〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1
電話:03-3762-4151