学部の特色・目的
教育研究上の目的
教育に関しては、教養、人間愛と人間性を涵養するとともに、高い専門性をもった課題探求・問題解決能力と、変化に対応できる生涯学習能力を育成することを目的とする。研究に関しては、研究の高度化とともに重点化・拠点化を目指す。
21世紀の高度な医療教育と不変的な人間教育を両立
近年、急速に進歩している医学・医療の世界。チーム医療の普及など医師や看護師を取り巻く環境も大きく変化しています。医学部はそのような環境変化に対応できる高度な知識・技術とともに、いつの時代も変わらずに求められている”人への思いやり”をもった医療人の育成をめざしています。
修得すべき知識と能力・教育の魅力
問題発見解決能力を養う
医療に携わる者は、卒後も最新の医学知識を取り入れるために学び続けることが必要です。その学習方法・手段・姿勢を身につけるために導入されているのが「テュートリアル(tutorial)」です。少人数グループで課題に取り組む学習法で、自分たちで学習課題を提起して、調査、検討、議論を通して解決していきます。教員は知識を与えるのではなく、テュータ(tutor)として学習の方向性を見定め、課題解決に向かって学生をサポートしていきます。医学科ではテュートリアル方式の科目は1〜4年次まで設定されており、生涯学習の基盤となる問題発見解決能力がスムーズに養われます。
自主学習と全人的医療教育を重視
医学科では自分から学習に取り組む姿勢を養うため、「自主学習」を促進する体制を整えています。1時限を通常の90分から70分に短縮し、学生が自主的に学べるFT(フレキシブル・タイム)が設けられています。特に、土曜日は自主学習の日として、全日がFTとなっています。また、SDLセンター、自修館、医学メディアセンターなど自主学習のための施設・設備も充実しています。一方、医療現場において患者さんの立場に立った、”正しい判断”ができる医師を育成するため、医学科では1〜5年次に「全人的医療教育」というユニークな科目を設置しています。
一般教養による"人づくり"
看護学科の最大の特色は、看護に関する専門知識・技術の向上以前に"人づくり"に重点を置いていることです。患者さんが本当に望んでいること、訴えたいことをキャッチできる感性と人間性を身につけた人材を育てるため、一般教養科目の充実を図っています。特に、自然の中でキャンプ生活を体験する「自然体験学習」や、日本の伝統文化や芸術に触れる「文化講座」、禅寺で座禅を体験する「日本文化研修」などの科目を通して、生命の大切さを知り、心にゆとりを持つことは、専門領域の学習においてもおおきな効果を上げています。
充実した臨床教育を実施
現在の医学・医療教育においては早期からの臨床体験が重要視されていますが、本学医学部では大森、大橋、佐倉の付属3病院との連携により、充実した臨床実習が可能になっています。医学科では、付属病院・関連病院とのネットワークを生かし、先端医療や地域医療など幅広い内容の研修を体験できます。看護学科では、8分野の専門領域ごとの豊富な臨床実習を設け、効果的な知識と実践の統合を図っており、学生は少人数グループごとに、付属病院で知識や経験が豊富な医師や看護師の指導のもと、密度の濃い実習を受けることができます。
語学力・国際的視野を磨く
国際化の進展により、海外で医療活動を行う機会や国内で外国人の治療にあたるケースも増加しています。そのため、医学科では選択科目にTOEFLコースやCSAコース(医療英語)を設け、入学時から語学力を養っていきます。また、6年次の選択制臨床実習では、海外の学術交流協定を結んだ大学で実習を体験することもできます。看護学科でも1〜4年次まで語学と異文化理解に重点を置いた科目を設置し、8ヵ国の言語と生活、文化、歴史を学べるようになっています。また、カナダのコンコーディア大学での「夏期英語集中講座」も実施されています。
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